【弥生賞ディープ記念】バリオス一発長打だ!キャリア1戦1勝でVの快挙へ 兄は砂の強豪ヘリオス JRA重賞初V狙う高杉と
「弥生賞ディープ記念・G2」(8日、中山)
未知の魅力を秘めるバリオスが一発長打を狙う。ダート短距離で活躍するヘリオスの半弟という良血馬。兄と違ってキタサンブラック産駒らしく距離はあった方が良さそうなタイプ。デビュー戦も2000メートルで勝っている。新馬戦勝ち直後の重賞挑戦となるが、初戦の勝ちっぷりがなかなかのもの。相手強化、中山への長距離輸送など克服すべき課題はあるが、一気にクリアする可能性も十分にある。弥生賞では初となるキャリア1戦1勝馬によるVを目指す。
新馬戦V直後の重賞挑戦は、陣営の期待が大きいからこそだろう。1月31日に京都でデビューVを飾ったバリオスが、皐月賞と同舞台の王道トライアルへスタンバイ。過去、新馬戦を勝ったばかりの1戦1勝馬が弥生賞を勝った例はなく、2着(07年・ココナッツパンチ、19年・シュヴァルツリーゼ)が最高着順。勝てば史上初の快挙達成となる。
武幸師は「新馬戦がいい勝ち方。道中はあまりいい形ではなかったのに、しっかりと勝ってくれたからね」と初戦の内容を高く評価する。532キロという大型馬で理想はもまれない競馬だったが、内枠(2枠3番)もあり窮屈なレースを強いられた。それでも残り1Fで外に出すと、鋭い脚を繰り出して差し切りV。大物感が漂う勝ちっぷりで、重賞に挑戦させたいという気持ちになるのも納得がいく。
大型馬だけに一度使った上積みは十分。指揮官は「前走後は在厩調整で問題なくきている。2週前より1週前の動きが良くなっていたし、新馬戦の時よりも楽に動けるようになっていると思う」と確かな成長ぶりを強調する。
半兄にヘリオスがいて血統的魅力もある。兄はオルフェーヴル産駒だが、こちらはキタサンブラック産駒で距離の融通が利きそうだ。「この馬は長いところが合っていると思う。ゴチャゴチャしないで、スムーズな競馬ができれば」と期待を寄せたトレーナー。同じくJRA重賞初Vを狙う高杉とのフレッシュコンビで、クラシック路線に殴り込みをかける。
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