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【中山大障害】ジューンベロシティ 最高潮で挑む大一番 高田「乗ってきたなかで一番いい状態」

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 「中山大障害・JG1」(27日、中山)

 人馬ともこれからが旬だ。3度目の中山大障害へ、ジューンベロシティが最高潮で大一番を迎える。障害初戦でその能力を見抜き、今回がコンビ10戦目となる高田潤騎手(45)=栗東・フリー=は「これまで乗ってきたなかで一番いい状態」と仕上がりに太鼓判を押す。

 7歳を迎えても衰え知らず。連覇を達成した前走の東京ハイJ後の回復も早く、入念な調整が可能だった。ただ、その素顔は「理想の障害馬とは真逆」と高田が苦笑するほどの個性派だ。気性が激しく調教では蹴る、跳ねる、言うことを聞かないの三拍子。「練習を全くしないウサイン・ボルト」と例えるほどの極端なオンオフの激しさが、実戦での爆発力を生む。

 今年11月に鞍上は45歳となった。22年には落馬で大ケガを負い、10カ月も競馬に乗れない苦難もあったが、華麗に復活。今年は障害戦で既に20勝を挙げ、12年ぶりの障害リーディングを確定させている。「肉体的な衰えはない。今が一番乗れている」。馬場の開門から閉門まで、多くの馬にケイコをつける。探究心は並の若手以上だ。馬の状態を最高に引き上げるため、長年蓄積された「知識」と「引き出し」が結晶となっている。

 「人馬ともやる気満々です」。武英師は、そう笑って競馬学校の同期である高田と愛馬を送り出す。常識を超えた怪物と円熟味を増した名手が、今度こそ中山の難所を乗り越える。(デイリースポーツ・島田敬将)

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