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⑪キャプテン速力発揮

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 【中山11R⑪キャプテンシー】◎キャプテンシーを狙う。母が17年ヴィクトリアMを勝ったアドマイヤリードという良血馬。初勝利までに4戦を要したものの、阪神芝マイルの未勝利戦を1分33秒8の好タイムで突破。この時計は同日に行われた古馬オープンのリゲルSと0秒8差で、翌週の朝日杯FSとは同タイム。2歳未勝利戦としてはかなり優秀だ。

 前走のジュニアCでも好時計を記録。正直、メンバーレベルはひと息だったが、1分32秒5のV時計はレース史上最速。2馬身差をつけてあっさり逃げ切ったレースぶりを含め、ポテンシャル&舞台適性の高さを示す結果となった。3カ月間隔をあけての重賞初挑戦となるが、あっさり勝って不思議ない逸材だ。

 相手の本線は○カズミクラーシュ。出遅れ癖があって勝ち切れないレースが続いたが、前走は二の脚の速さで好位につけると、直線は楽々と抜け出して2馬身半差で快勝。V時計の1分46秒3は前週の準オープンと0秒2差という優秀なものだった。依然としてゲートに課題は残すが、ポテンシャルは重賞級だ。

 桜花賞は無念の除外となったボンドガールが▲。ハイレベルの新馬戦を制し、サウジアラビアRCで牡馬相手に2着と素質は一級品だ。順調さを欠いて6カ月ぶりの実戦となるが、G1を目指していただけに仕上がりは良好。侮れない存在だ。

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