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ジャスティンパレス

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 「天皇賞(春)・G1」(30日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ジャスティンパレス B】

 前哨戦の阪神大賞典を快勝し、駒を進めてきた。その前走は有馬記念7着以来で16キロの馬体増だったが、太くは映らず成長分と捉えていいだろう。今回はあばらが見えにくくなっており、下腿(かたい)の血管もいまひとつ見えにくい。多少の余裕が残っているように感じられる。

 ただ上腕の筋肉はしっかりとしており、丸みを帯びたトモの感じも良さそう。ピカピカに輝いている毛ヅヤから、体調面に問題はないとみる。

 ディープインパクト産駒にしては馬体がしっかりとしており、体長と体高のバランスからも芝3200メートルはぴったりだろう。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉高倉(レースはルメール)を背に栗東CWで6F81秒0-36秒6-11秒4(一杯)。先導役を務めるブライトファントム(3歳1勝クラス)を追走する形でスタート。以前ほど道中でムキになる面がなく、直線では鞍上のアクションにしっかりと応えて1馬身先着した。3冠戦や有馬記念を走ったことで、精神面が大きく成長しているのをうかがわせるには十分な内容だった。

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