アルムで大山に思いをはせる

 鶴見市場駅前の喫茶店アルムへ寄ってハマスタへ…
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 【10月4日】

 「アルム」というレトロな喫茶店に入った。横浜鶴見で東京六大学関係者の取材があって、京急鶴見市場の駅前で…。年配の店主が気さくだったので、ちなみに…と、聞いてみた。

 「この店の名前ですか?若い方は知らないでしょうけど、昔、アルプスの少女ハイジっていうアニメがあって、その歌に出てくるんですよ。この店はもともと、亡くなった兄がやっていて…。ハイジが好きだったみたいです」

 ハイジの歌?

 ちっちゃい頃リアルタイムで見ていたから知ってる。

 口笛は、な~ぜ~♫

 ハイジがオンジに幼きギモンを投げかける歌詞…うん、知ってる。

 おし~えて~おじい~さん♫

 おしえて~~

 アルプ~の~森の木よ~

 えっ?違う?

 そこ、アルムのモミの木??

 思いこみはこわい。「アルム」ってハイジが暮らす架空の地名らしい…。

 言われてみればそうか、考えたもことなかった…そんなことってよくありませんか?例えば、ここ、ハマスタの照明はなぜ逆三角形?先日ここで書いた。あれは横浜の「Y」のカタチ。

 では…

 Yといえば、Yシャツは、なぜYなのか?調べてみると、明治時代に「ホワイトシャツ」が日本語ふうになまり、ホワイシャツ→ワイシャツ…になったそうな。

 というか、なぜ鶴見で「アルム」に寄ったかといえば、実はお茶でも飲みながらウトウトしたかった。前夜ほとんど寝ていない。早朝広島から大阪へ移動し、急きょ入った取材をこなしてから横浜へ…。さすがに瞼が重い。

 「私ですか?やっぱり地元なんで、ベイスターズを応援してますよ」

 「アルム」の店主が言う。そりゃ、そうですよね。しかし、今年はDeNAさんにホント感謝してるんです。

 振り返ればひと月前。9月3日時点で阪神は巨人に5ゲーム差をつけていた。今回の鶴見での取材はその頃に入れたもの。ぶっちゃけ10月4日はとっくに落ち着いていると思っていた。

 が、あそこから9日間でまさかの0・5差に…。だって7連敗だもん。もうだめか。そう思っていたら巨人が同一カード3連敗からズルズル。ベイスターズが阪神を救ってくれたのだ。

 いままで考えたこともなかった?いや、これは、考えろよ。大山悠輔がなぜ横浜でこんなに強いのか。

 V明け、睡眠負債の移動ゲームで同点打。素晴らしい当たりだった。 

 おおやまは、なぜ~

 よこは~までつ~よいの?

 今シーズン、ハマスタでの打率・444は球場別ダントツの数字。そういえば、東克樹がオールスターの際に、「ハマスタで打つ極意」を大山に直撃すれば、笑顔で「青色は好き」と答えていた。試合後、阪神スコアラーの一人に聞くと「景色もあると思うよ」と話していた。打席からの眺め、情景、見晴らし、色合い…。今度ハイジの心で聞いてみようか。=敬称略=

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