「ヤクルト６－５阪神」（８日、神宮球場）
　阪神がヤクルトに敗れ、２００１年以来１７年ぶりの最下位が確定した。１３年ぶりのリーグ制覇は夢と散ったが、シーズン終了後のオーナー報告の場で球団が金本知憲監督（５０）に来季続投を正式要請する方針であることが８日、分かった。

　この日の敗戦後、谷本球団本部長は金本監督の来季続投に関して「変わりません」と信頼を強調。これまでの方向性に変わりはない。

　この日は６点を追う劣勢の中、八回に４点を奪う意地を見せた。「野手も意地を、見せ場を作ってくれましたしね」と金本監督。

　「（最下位を問われ）それはね、やっぱりもう、現実を受け止めないと。申し訳ない気持ちというかね、ファンには」

　阪神タイガースファンのタレント・ダンカンが８日、ブログを更新し、阪神が１７年ぶりに最下位が決定したことについて「結局何がやりたかったのか全く見えてこなかった」と記した。

　ダンカンは「結局何がやりたかったのか全く見えてこなかった金本監督のずーっとオープン戦の３年」と熱烈な阪神ファンとして寂しい胸中をつづった。

　阪神の２軍が優勝した時には「阪神タイガース日本一！バンザーイ！」と喜び、「ファームだろうが日本一は日本一！矢野監督お疲れさまでした」とねぎらっていた。