これが“2年目のジンクス”なのか…阪神・高山俊、壁をブチ破れ!
2016年の阪神ドラ1・高山俊。ルーキーイヤーから新人王を獲得する大活躍を見せましたが、2年目となった16年は一転苦しいシーズンに。高山よ、この壁をブチ破ってくれ!
公開日:2017.10.31
「後ろ(左)の肘がちょっと開きすぎていたから。ちょっと不自然に感じたから。それがもしかしたら(バットが)波打ってる、下から出る原因かなというのを片岡(コーチ)と2人で話をしてて。本人にも自然体で構えるようにと。試してみたらということ」
高山に金本チェック 打撃復調へのヒントは左肘
次々と課題が…大学の先輩・星野氏からは苦言
「交流戦、ロッテ8-1阪神」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
高山に課題あり 先頭弾のち逆転許す拙守…中村コーチ「集中力が続かない」
一流への道のりはまだまだ遠い。阪神の高山俊外野手(24)が一回の守備で目測を誤って打球をそらしてしまうミス(記録は二塁打)を犯し、逆転を許した。
「(一歩目が遅れた?)そうですね、はい」
高山に課題あり 先頭弾のち逆転許す拙守…中村コーチ「集中力が続かない」
二人三脚で守備力向上を目指す中村外野守備走塁コーチは、あえて厳しい言葉で奮起を促した。
高山に課題あり 先頭弾のち逆転許す拙守…中村コーチ「集中力が続かない」
「何度も言っているんだけど、集中力が続かない。プロに入る前まで守備に興味がない選手だったから。根気強くやっていきます」
「交流戦、阪神0-1楽天」(18日、甲子園球場)
高山5戦連続マルチ 明大先輩の仙さんからは前日の走塁に苦言
厳しい表情が全てを物語っていた。チームは完封負け。阪神・高山はマルチ安打をマークしたが、試合後無言を貫き、足早にロッカールームへと引き上げた。
試合前、明大の大先輩、楽天・星野球団副会長が後輩の前日のプレーに苦言を呈した。「当たりは二塁打だけど、二塁打でいいと思っているからああいうことになる。うちの茂木なら三塁に行ってるよ」。
高山5戦連続マルチ 明大先輩の仙さんからは前日の走塁に苦言
17日・楽天戦でのこと。六回先頭の高山が右線へはじき返した。右翼・ペゲーロが打球処理にもたついただけに、三塁も狙えたかにみえたが高山は二塁でストップした。
高山5戦連続マルチ 明大先輩の仙さんからは前日の走塁に苦言