阪神・元山「宿題」クリアで遊撃争い勝ち抜く 秋季C野手最年長参加 27歳の「責任と自覚」
阪神は29日、11月1日から高知県安芸市で行われる秋季キャンプのメンバーを発表。元山飛優内野手(27)が、日本選手野手最年長として参加する。ドラフト会議ではヤマハの相羽を指名。今季は主に外野を守った高寺も、来季は遊撃に挑戦することが決まっている。また、この日は小幡竜平内野手(26)が居残りで特守。遊撃のポジション争いが、早くも火花を散らしている。
シーズンを終えたばかりだが、一気にライバルが増えた。ただ、元山は、自身に矢印を向けている。「(ライバルが)1人だろうが、10人だろうが、やることは変わらへん。やることをやってたら、使ってもらえると思う。気持ちは一緒です」と表情を引き締めた。
昨年の今頃は西武を戦力外になり、野球を続けるかどうかも不透明だった。あれから1年。阪神の一員として、リーグ連覇に貢献し、180度違う秋になっている。
今季、もっとも遊撃でスタメンを張った男に、自然と責任感が芽生えている。「藤川監督にこんだけ使ってもらって、来年も期待に応えないといけない。初めて(日本選手野手)最年長でのキャンプやから、責任と自覚を持ってやりたい」と力を込めた。
キャンプのテーマは「課題だらけ」と挙げだしたらきりがない。その中でも、体力強化が最重要課題だそう。「できないことができるようになるのも体の使い方だと思う。体がないと技術も上がらない」と徹底的に体をいじめ抜く。
多く試合に出たことで「いっぱい宿題を見つけた」とやることは山積みのオフ。少年時代は「(学校の宿題を)最終日に母ちゃんのチェックが入って、めっちゃ怒られてた」とコツコツやることが苦手だった。それでも今は違う。「自分に一番フォーカスしないといけない。集中して一日も無駄にしないようにしたい」。毎日一つずつ宿題をクリアし、来季の成果につなげる。
