阪神・早瀬 フォークに手応え5回0封締め“由伸フォーム”定着で無四球の安定感「良い試合になった」
「フェニックス・リーグ、オリックス0-5阪神」(28日、宮崎アイビースタジアム)
南国の地に、確かな手応えを残した。高卒ルーキーの阪神・早瀬朔投手がフェニックス・リーグ最終戦に先発し、充実の0封締めだ。
「無失点っていうのもそうですけど、感覚的にも良かった。良い試合になったかなと思います」
試行錯誤を重ねてきたフォークが収穫だ。「ストライクを取れるフォークだったり、ここでショーバン(ショートバウンド)を投げて三振を取りたいなっていうフォークとか、ちょっとずつですけど、自分なりに決めてできるようになってきた」。これまでは意図せず浮くことも多かったが、1年間の成果が表れつつある。9月下旬から取り組むドジャース・山本由伸流のフォームも定着してきており、変化球に直球がかみ合い無四球と制球も安定。5回3安打無失点で進化を示した。
11月1日からは秋季キャンプへの参加が見込まれる。藤川監督らに直接アピールするチャンスだが、右腕は冷静に足元を見つめた。「コーチとかに見せるためのプレーではなく、成長するためにやるべきことをやっていたら、勝手に(アピールに)なるのかなと思う」。まだ細身の体に詰まったロマン。己と向き合う秋が、花開く春へといざなう。
