阪神・村上 順位は関係ない!指名9選手にエール 自身もドラ5からのたたき上げ「下でも頑張れば何とかなる」
虎のエースから後輩たちへ、愛のあるエールが届けられた。阪神の村上頌樹投手(28)が23日、ドラフト会議で9人の新たなチームメートが加わることを受け、指名順位は関係ないと自らの経験を交えて熱弁した。自身は“神ドラフト”とも呼ばれる、20年度ドラフトの5位で阪神に入団。同1位の佐藤輝明内野手(27)に負けじと、チームの中心選手になった。3連覇へ、選手会長がチームの底上げを願った。
オフも鍛錬の時間とわかっている。村上は体を動かし、シーズン中と変わらぬ表情で駐車場に現れた。「来年はもう始まっている。もう来年に向けて頑張っています」。24日からは日本シリーズが開幕。大舞台に行けなかった悔しさは心に秘めている。
そして、22日のドラフト会議では9人が指名された。自身は5位からのたたき上げ。だからこそ、下位指名の選手へエールを送った。「ドラ1とか、上位の方が注目はあると思う。でも下でも頑張れば何とかなる。何かしらいいところがあるから、ドラフト指名されたと思う。そこをしっかり伸ばしていければいいんじゃないかなと。自分も負けないように頑張っていけたら」。経験者からの重みのある言葉だった。
同期では佐藤輝や伊藤将が期待通り、1年目から活躍。同6位の中野も下位指名ながら、ルーキーイヤーに台頭した。2年目以降は同5位の村上に加え、同7位の高寺、同8位の石井も貴重な戦力に成長。「下からはい上がるという気持ちがあったのが良かった」と周りを見て、分析する。
近年は工藤や神宮ら育成選手もチームを支えている。今年は支配下で7人、育成で2人と多くの新人が入ってくる。「練習をしっかりやって、信じていれば、どこかで花が咲く時は来ると思う」。エースになっても練習は手を抜かない。村上のような投手の出現がチームをさらに強くする。
