阪神・藤川監督「名字の中に阪神の“神”が」地元兵庫県出身の明大・榊原1位指名で一本釣り 「縁がある選手が活躍しやすい」
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(22日、都内ホテル)
就任後初の単独1位指名を、阪神・藤川球児監督(46)は満足そうに振り返った。大方の予想を覆し、明大・榊原七斗外野手(22)を獲得。「名字の中に阪神の“神”が入ってましたから、縁があるんじゃないかなと。それは冗談ですけどね」と笑いながら、意中の即戦力選手に大きな期待を寄せた。競合回避が理由ではない。
「一本釣りがしたかったわけではない。今年のドラフト1位で必要だったのが榊原選手。事実はそこにあります」。地元・兵庫県出身。報徳学園から進学した明大では、大学通算12本塁打を記録した。パンチ力のある打撃に加え、50メートル走は5秒9。遠投は110メートルと多彩な魅力にあふれている。
広い甲子園球場を本拠地とする球団。青学大の捕手・渡部らを筆頭候補にした中で「やっぱり縁がある選手が活躍しやすい。彼の動きを見た時に、長くタイガースで活躍できる可能性が非常に高い」と考え、「スカウトの皆さんとも意見が一致しました」と、最終的にはドラフト当日の会議で榊原指名を決断した。
野手の単独1位指名は2016年の大山以来10年ぶり。2位以下では即戦力投手4人に、捕手、内野手を獲得。支配下で高校生の指名がなかったのは、08年度以来18年ぶりとなった。CSファイナルSではDeNAに4連敗。「戦力層の幅を広げるという意味で戦える準備のできる選手を増やす。コンセプトを持ったドラフト」と藤川監督。適材適所の補強を完成させ、リーグ3連覇の下地を整えた。
