阪神1位・榊原七斗「『おまえはドラフト1位で行けへんぞ』みたいな感じで」 プロ入り意識は明大進学後 兄の“あおり”が努力を後押し
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(22日、都内ホテル)
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日、東京都内のホテルで行われ、阪神はドラフト1位で榊原七斗外野手(22)=明大=の交渉権を獲得した。プロ1年目の目標に新人王とゴールデングラブ賞を掲げた。走攻守三拍子そろった近本2世が、甲子園のグラウンドを駆け回る。
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有言実行だった。「最終的にドラフト1位でプロに行きたい気持ちが強い」。今年1月に榊原は自ら堂々と宣言した。プロ入りを意識し始めたのは明大に進学してから。4年間の地道な努力は兄の“あおり”が最大の後押しとなった。
幼少期から背中を追いかけてきた存在だった。野球を始めたきっかけでもあり、現在は銀行員として働いている3歳上の兄から言われ続けていたことがあった。
「『おまえはドラフト1位で行けへんぞ』みたいな感じで。そういうことを言ってくれる人はなかなかいないので、刺激を感じた。より頑張れた」
野球経験者とあって大学入学後も技術的に悩むと相談することが多かった。「電話で相談したり直接聞いたりして『こういう形でやってるよ』みたいな。右(打者)と左(打者)でちょっと感覚はズレるかもしれないけど、意識するところは参考にしている」と信頼を寄せている。
尊敬しているのは野球の面だけではない。「無我夢中なところがいい。『親への感謝は忘れてはいけない』とかそんな話もした」。日頃からこまめに連絡を取り、正月は実家で語り合う。「ドラフト1位で、長い間プロで活躍することが恩返しになる」。兄、そして家族へ成長させてくれた恩返しの一歩を踏み出した。(デイリースポーツ・和泉玲香)
