阪神・森下「輝さんが抜けてチームが弱くなったと言われないように」 メジャーでの活躍太鼓判「暴れる姿見ていたい」
阪神の森下翔太外野手(26)が20日、兄貴分の佐藤輝明内野手(27)が球団にポスティングシステムによる米大リーグ移籍を容認されたことを受け、西宮市内の球団施設で取材に応じた。近くで見てきたからこそ、海の向こうでの活躍に太鼓判を押した。そして、来季は三冠王が抜けた分、猛虎打線を自身が引っ張る覚悟を示した。また、中野拓夢内野手(30)も同期入団の佐藤輝へエールを送った。
駐車場に姿を見せると笑っていた。聞かれることは分かっていたのだろう。森下は運転席に乗り込み、報道陣からの質問に答えた。「いずれは行くと思っていましたし、そんなに行くことに対して驚かないというか。あとはメジャーでケガなく結果を残してほしいです」。もちろん佐藤輝のこと。“弟”が“兄”の背中を押した。
ただ、佐藤輝が海を渡るとチームにとって大きな痛手になる。不動の4番で三冠王。そのすごさは一番近くで見てきたからこそ、知っている。「輝さんが抜けてチームが弱くなったと言われないように、自分も今まで以上に頑張らないといけないなというのは思っているところです」。CS敗退から3日。すでに来季へ視線を向けていた。
今季は偉大な先輩に食らいついたが、本塁打はリーグ2位、打率と打点は同3位だった。打率・292、35本塁打、84打点と輝かしい成績だが、来季はこれをさらに超えなければ、佐藤輝の抜けた猛虎打線は弱体化してしまう。「そこに関しては努力を続けたい」。毎年、妥協のないオフを過ごしている。今オフも必ず成長するはずだ。
そして、MLBに挑戦する佐藤輝の活躍は心配していない。「普通にやれば、自分は間近で見ていて結果は残すと思っているので」と太鼓判を押す。自分の後ろで今季は打率・306、39本塁打、106打点の圧倒的な数字を残し、史上9人目の三冠王になった。環境が変わっても活躍できると断言する、その根拠も明確だ。
「輝さん自身も野球に対して考えてるし、自分を持っている人なので。メジャーに行っても、そこまで自分をぶらさずにできるタイプだと思っているので、心配とかは全くなく、暴れる姿を見ていたい」
3番・森下、4番・佐藤輝は解体する。「ずっと3、4番でやってきたんで、さみしさはすごいありますけど」。球団の決断は、森下がさらに強くなるきっかけとなりそうだ。
