阪神・粟井球団社長 初連覇要因は藤川監督の「準備力」編成面で課題、オフの補強にも前向き「選手層を厚くせなあかん」

 「広島6-4阪神」(3日、マツダスタジアム)

 阪神の粟井一夫球団社長(62)は、2リーグ制導入以降、球団史上初のリーグ連覇に際し、藤川監督の「準備力」を勝因に挙げた。「準備して勝つのがウチの野球。それを監督が率先垂範してされている」とマネジメント力を評価した上で、来季に向けて編成面でのバックアップも約束した。

 巨人との壮絶なデッドヒートを制しての頂点。球団のトップは9月26日のDeNA戦後、大山が語ったことに強さの秘密があると言う。「カバーのし合いができる良いチーム、強いチームだと思いますし、そういう仲間でありたい、と。その辺が勝てた理由かなと思いますね」と称賛した。

 球団創設91年の歴史で成し得なかった偉業。ただ、編成面では「大きな課題。反省点がある」と、今後のチーム運営に危機感も募らせる。交流戦は6勝12敗と低迷。2度の3連敗に、4連敗と苦しんだ。「思った以上に、いけるなと思ったところが結果、薄かった」とし「来年のDH制を含めて、ベースの選手層を厚くせなあかん」と戦力補強の必要性を語った。

 「あくまでもフロントとして一つの見解だ」と前置きした上で18年オフの西勇以来、8年ぶりにFA補強についても「全く否定はしない。可能性がある選手がいれば、全て一度、検討はします」と断言した。「少し余裕を持った選手編成をしないと、強いチームであり続ける、連覇、3連覇を続けていくというのは難しい」。常勝タイガースを築く礎として、あらゆる可能性を探っていく。

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