【井川慶氏の眼】際立った阪神・高橋の存在感と強さ ピンチでも間合い変えることなく投げ抜き流れ渡さず 言葉でいうほど簡単なことではない
「阪神5-0ヤクルト」(30日、甲子園球場)
阪神は高橋遥人投手(30)が8回無失点の好投で、球団では2003年に20勝した井川慶以来となる16勝目を挙げた。優勝へのマジックナンバーを「3」として、早ければ2日にも連覇が決まる。最多勝のタイトルを確定させた高橋は、防御率もチームメートの1位・村上に0・02差に迫る1・87とした。デイリースポーツ評論家の井川慶氏は「ピンチでも間合いを変えることなく投げ抜き流れを渡さなかった」と絶賛した。
◇ ◇
高橋投手の存在感が際立ちましたね。結果的に5-0での快勝でしたが、決して楽な試合ではなかった中、自分のペースで投げ続けたからこその勝利であり、そこに彼の強さがありました。
試合を振り返ると、チームとして序盤からもったいないプレーがいくつかあり、エラーも含めて流れがヤクルトにいってもおかしくなかったところで、渡さなかった強さですね。ピンチでも間合いを変えることなく投げ抜いた結果ですが、これは言葉でいうほど簡単なことではない。それをできることがすごいなと。
阪神では03年の僕以来の16勝ということですが、あの時は29試合に投げての20勝5敗でした。高橋投手は23試合で16勝していますし、本当に素晴らしいですね。チームにとっても大きな一勝となり、いよいよ1日は巨人との直接対決。阪神はチームとして良い状態ですし、面白い試合になると思います。
最後に一つ、試合後に今季限りで引退の、同学年のヤクルト・石川投手に阪神ファンからも拍手が注がれていました。素晴らしい光景でしたし、石川投手にもお疲れさまでしたと言いたいです。
野球スコア速報
