阪神・佐藤輝 マジック「4」3連戦3連勝で聖地自力V「目の前の戦いに集中」10・1巨人戦で決める!

 阪神・佐藤輝明内野手(27)が27日、リーグ優勝が迫る中でも平常心で試合に臨むことを誓った。2位・巨人が勝ち、優勝マジックは「4」のままでゲーム差は「2」に。最短Vはシーズン最後の伝統の一戦となる10月1日の巨人戦で、29日からの甲子園3連戦で3連勝すれば、虎党も願う聖地での胴上げを自力で決められる。本塁打数、二塁打数、勝利打点数でも球団記録が目前に迫っており、虎の4番が記録ラッシュで本拠地Vに導く。

 日曜日だというのに、甲子園周辺はとても静かだった。本拠地では4週連続で週末に試合があったが、久しぶりの休日。投手指名練習は行われたが、野手陣は29日からの勝負の3連戦に向けて英気を養った。Xデーはいつなのか。まだ歯を見せてはいけないが、ファンは甲子園での胴上げを期待しているだろう。

 昨年は広島に勝って、甲子園で藤川監督が宙に舞った。23年も甲子園の巨人戦。05、03年も優勝は本拠地で決めた。最短Vは今シーズン最後の伝統の一戦となる10月1日の巨人戦。29日からの甲子園での3連戦で3連勝すれば、自力で胴上げを決めることができる。そのために鍵を握るのが佐藤輝のバットだ。

 26日のDeNA戦(横浜)で37号ソロを放ち、球団史上4人目の2年連続100打点にも到達。打率も・315と現時点で三冠王だが、残り7試合で球団記録を更新できそうな記録がまだまだある。優勝、そして個人記録へのラストスパートへ言葉に力を込めた。

 「いや、もうね、やることは変わらないんで。目の前の戦いに集中してやっていきたいと思います」

 迫る記録の一つは2年連続の40本塁打まで、あと3本。85年から86年のバース以来、40年ぶりとなる。さらに、39二塁打は球団単独4位で10年の新井貴浩が持つ42二塁打に3差となっている。まだある。勝利打点は「19」で昨年のキャリアハイまで1。そして、球団トップのバースまで3差と、これも十分に可能性がある状況だ。

 今季、聖地では打率・282、13本塁打、31打点の成績を残している。29日からはヤクルトとの連戦だが、対戦成績は打率・337、セ球団別トップの10本塁打、26打点と好相性。10月1日は今季最後の伝統の一戦となるが、巨人戦もセ球団別最高の打率・366を残していて、佐藤輝にとっては波に乗れそうな3連戦だ。

 泣いても笑っても、残りは7試合。優勝マジックは「4」と着実に減らしてきた。巨人とは2ゲーム差。甲子園での3連戦が終われば、広島、横浜での試合となり、本拠地での胴上げは少し遠のいてしまう。2リーグ制以降では球団初の連覇、そして偉大な球団記録の更新へ、佐藤輝は最後まで走りきる。

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