阪神・大山 先制V打 満塁時チームトップ15打点「反省する部分も多い」2度の満塁で併殺反省
「ヤクルト4-8阪神」(23日、神宮球場)
頰を伝う雨をぬぐい、一塁ベース上でふっと口元を緩めた。均衡を破る先制タイムリー。淡々と進む試合を阪神・大山悠輔内野手が動かした。
「チーム全員で粘っている試合展開だったので、先制することができて良かった」
両軍無得点で迎えた六回無死満塁。それまで2打席連続で空振り三振だった奥川から、初球スライダーを左前にはじき返した。スコアボードにようやく「1」が刻まれ、「チーム全員で(流れを)つくれた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。決勝打は今季8度目。さらに3試合連続で安打と打点をマークするなど、5番の打棒が優勝をたぐり寄せている。
満塁での15打点は今季チームトップと勝負強さも発揮している。この日も5番の役目を果たし、77打点目を挙げた。それでも謙虚な姿勢は変わらない。「後に(伏見)寅威さんが(走者を)かえしてくれたのも大きかった」と先輩への感謝を口にした。
主砲らしく反省も忘れなかった。七、八回の満塁機ではいずれも遊ゴロ併殺に倒れ「個人的には反省する部分も多い。チームのみんなに感謝して、しっかり反省して次の試合に向けて準備したい」。歓喜の瞬間まで静かに闘志を燃やし続ける。
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