阪神・森下 佐藤輝に並んだリーグトップ35号 3試合ぶり9月聖地4本目「もう少し打ちたい」
「阪神8-1DeNA」(20日、甲子園球場)
夜空に向かって伸びていく放物線に、スタンド全体の視線が注がれる。白球がフェンスを越えた瞬間、甲子園が揺れた。阪神・森下がダメ押しの35号ソロ。本塁打数でリーグトップ・佐藤輝に並んだ。
DeNA・牧の一発で5点差に詰め寄られた八回先頭。中大の先輩に負けず劣らずの打撃を見せつけた。中川虎の緩いカーブをジャストミート。滞空時間の長い打球は失速することなくバックスクリーン右に着弾した。ただ、本人は「打てて良かったです」と満足感に浸ることなく、淡々と振り返った。
17日・広島戦以来、自身3試合ぶりとなった一発。八回までは、1打席目から3打席目まで無安打。4打席目は四球で出塁した中、高い集中力を保ち続けて目の前の勝負に挑み、最高の結果につなげた。
本拠地でのゲームが増える9月戦線。今月初旬には「ホームランという意味ではもう少し、打ちたいなと思う。甲子園で(残り試合が)いっぱいあるので、そこで打ちたい」と意気込んでいた。その言葉通り、今月は本拠地で4本目の一発。自慢の長打力を武器に、攻撃陣を支えている。
19日の広島戦に敗れるも、連敗を阻んだのは明るい要素といえる。「毎打席、試行錯誤してやっている」と森下。不動の3番打者は己と対話を重ね、さらなる高みを求めながら走り続けていく。
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