阪神・佐藤輝 今季95打点目 昨季の102打点超え104打点ペース 鳥谷以来生え抜き16年ぶりの記録へ
「阪神1-5広島」(19日、甲子園球場)
先制された嫌な流れを振り払った。阪神・佐藤輝が初回から3試合連続打点となる、一時同点の犠飛。9月は先制すれば勝ち、先制されれば負けているという状況の中、何とか打破しようとすぐに追いついた。結果的には連勝ストップ。ただ、4番は仕事を果たした。
佐藤啓に先頭打者本塁打を浴び、その裏の攻撃だった。1、2番が連打でチャンスをつくり、1死二、三塁となった。今季は1安打に抑えられていた栗林から最低限の犠飛。右腕からは4月26日に甲子園で本塁打を放って以来、約5カ月ぶりの打点となった。
「チャンスをつくってもらったので、最低限の仕事でしたが、追いつけて良かったです。浅かったんですけどね、近本さんがよく走ってくれたと思います」
これで95打点に伸ばした。キャリアハイだった昨季の102打点を超える、104打点ペースで推移している。104打点に到達すれば、2014年のゴメス(109打点)以来。生え抜き選手では2010年の鳥谷(104打点)以来、16年ぶりの記録にもなる。
ただ、2打席目以降は凡退した。四回1死では強い当たりも二直。六回2死は右飛に倒れた。八回は2死二塁で投手が高に代わり、好機だったが捕ゴロ。「打線はかみ合えば?はい、そうですね」と言葉を残し、クラブハウスへと向かった。
20日からはDeNAとの2連戦となる。相手先発は竹田と予告先発で発表されている。今季は6打数2安打で打率・333。4月2日には京セラドームで先制の適時二塁打を記録し、9月6日には35号ソロを放り込んだばかりだ。それ以降、一発は出ていないが、いいイメージで打席に向かうことができるだろう。
焦りなし
チームは2位の巨人とゲーム差なしに詰め寄られた。それでも、気負いや焦りは感じさせない。「変わらずね、やるだけなので」。4番の仕事は勝利に導くこと。また新たな一日を迎え、自分たちの野球を貫く。
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