阪神・佐藤輝 今季3度目月間MVP 8月打率・330、月別最多8発 セ史上初同年4度目受賞に王手

 セ、パ両リーグは9日、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグの野手部門では、阪神の佐藤輝明内野手(27)が受賞した。今季だけで3度目の受賞で、9月度も受賞しシーズン4度となれば、セ・リーグ史上初の快挙となる。セの投手は中日のカイル・マラー投手(28)が選出された。パの打者はロッテの山口航輝外野手(26)、投手は西武の隅田知一郎投手(27)が選ばれた。

 文句なしの成績だった。佐藤輝は8月、月間打率・330、月別では最多となる8本塁打と大暴れだった。「すごくうれしいです。ホームランも打てましたし、打率と打点も出せたのでよかった」と喜びを語った。

 とにかく打ちまくったが、インパクトを残したのは伝統の一戦での活躍だ。首位攻防戦となった敵地での巨人戦で、3試合4発と大暴れ。チームを3連勝に導いた。「大事な時期に打てたというのはよかった。自分にとっても、チームにとってもいいこと」と納得の表情で振り返った。

 成長を感じさせるV字回復だった。開幕から好調をキープした中で、7月は成績を落とした。それでも「そういう時期(不調)も絶対にあるので、後ろを向かずに前を向いてやって、しっかり修正できた」。調子の浮き沈みがなくなってきているのが、今の佐藤輝だ。

 身内のライバルにも打ち勝った。8月は坂本、森下と、チーム内で好成績を残す選手が相次いだ。「誰がとってもおかしくなかったし、そういう活躍をみんなでできたのがよかった」。主砲の活躍が相乗効果を呼んでいる。

 9月も好スタートを切っており、セ・リーグ史上初となる、シーズン4度目の受賞も狙える佐藤輝。「そこ(月間MVP)を取れるくらいの活躍ができればいいし、大事な時期なので余計に頑張っていきたい」と力強く言い切った。

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