阪神・立石 プロ初三塁打&8試合連続安打 シーズン残り約1カ月「チャンスがあれば1軍でもやりたい」

 「ファーム交流戦、阪神3-0ロッテ」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 快音とともにスタンドがどよめく。白球が外野手の頭を越えると、4000人に迫る観衆から大歓声が上がった。三塁に滑り込んだ阪神・立石正広内野手は、ポンと手をたたいた。

 「前のチャンスで、ことを起こせずに三振してしまったので、なんとかしようと思ってました」

 1点リードの八回、無死一、三塁の好機で打席に立った。吉川の変化球に食らいつき、右中間を破る2点適時三塁打。1、2軍通して、プロ初の三塁打で試合を決定づけた。三回には1死三塁で三振を喫するなど、そこまで3打数無安打だったが、最後の打席できっちり結果を残した。

 これで8試合連続安打と好調をキープ。持ち味の長打も増えている。平田2軍監督は「最後にいいところで打ってくれた。立石が打てば、点が入って勝利につながる」と評価。ただ「まだまだ反省するところもある。そこをクリアしていってほしい」と期待を込めた。

 打つだけではない。左翼の守備では三回、後方の飛球に素早く反応し、フェンスに激突しながら好捕。「試合でフェンス際の打球をさばいたのは初めてだったので、幅が広がった」と納得の表情で振り返った。

 プロ1年目のシーズンも残すところ約1カ月。「毎打席、収穫なしでは絶対ダメだと思う。チャンスがあれば1軍でもやりたいし、来年以降にもつながるので頑張りたい」。立石は自らと向き合いながら、日々レベルアップを図っている。

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