阪神・岡留2回パーフェクト!ドタバタ昇格も即結果 藤川監督も賛辞「非常に良かった。ハードなところをやってくれました」

 「中日3-4阪神」(27日、バンテリンドーム)

 阪神・藤川監督が言う猛虎の「心臓」が、執念という名の血液をチームに送り込んだ。勝利へつないだブルペン陣の無失点リレー。中でも圧巻だったのは、3番手の岡留だ。

 下村が2回0/3でKOされる緊急事態に奮い立った。1-2の三回無死満塁で登板したセベリーノは、併殺の間に1点を失うも、2回無失点。そして五回から、この日昇格したばかりのサイド右腕がマウンドに上がった。

 先頭・福永を右飛に打ち取ると、上林と細川をスライダーで連続三振に仕留めガッツポーズ。1点差に詰め寄った六回もイニングをまたぎ三者凡退に封じた。2回を完璧に抑え「やってきたことを出せた。しっかりゾーンで勝負して一人一人、ということを意識して、結果がついてきて良かった」と納得顔。指揮官も「遠いところから合流してきましたけど、非常に内容も良かった。ハードなところをやってくれました」と賛辞を贈った。

 緊急合流の知らせが届いたのは早朝だった。ファーム・広島戦のため由宇球場に到着していたが、すぐさま着替えてタクシーに乗り込み、名古屋まで約4時間の大移動。コンディション不良で出遅れながらも、復帰後はファーム戦25登板で2勝0敗、防御率0・83と状態を上げていた男が、まさに救世主となった。

 その後も木下、ドリス、工藤が粘りの投球でゼロを刻み、「全体で支えながらやれた」と指揮官。一丸で価値ある1勝をもぎとった。

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