【藤田平氏の眼】“次の外角”完全に読み勝ちだった森下弾 阪神・佐藤輝と2人「見事としか言いようがない」
「DeNA3-5阪神」(23日、横浜スタジアム)
首位・阪神は敵地で2連勝。同点の九回、森下翔太外野手の2点適時打で勝ち越した。最短で25日にも優勝マジックが点灯する。森下は初回には先制31号ソロも放ち、デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「読み勝ち」と称えた。
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森下が先制のホームランを打ったが、外角を狙った変化球が少し浮いて中へ入っただけ。それを完璧に捉えたものだ。その初球、石田裕は内角へ直球を投げている。この時点で森下は“次は外の変化球”を想定していたのかもしれない。そこへ予想通りのボールが来たのだろう。
外角の甘い変化球は今や森下の長打ゾーンとなっている。内角を意識させて外角。この攻め方で何度も死球を受けているが、森下は逃げるのがうまくないこともあってぶつかってしまう。その場でクルっと回転するだけだからね。
ただ防具をつけていることもあり、死球を怖がるところがない。だから“次の外角”を狙いにいける。この打席のホームランは完全に森下の読み勝ちだった。
試合を決めた一打は外角一辺倒の攻めに対して“目慣れ”していたのだろう。内角へは来ないという判断もあったはず。最後の1球だけが直球だったが、強引にいかずにうまくライトへ打ち返した。佐藤輝と2人で8安打なのだから見事としか言いようがない。
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