【佐藤義則氏の眼】阪神・工藤は今12球団で最も安定しているストッパー 相手も打ちにくそうだったルーカスには課題が
「DeNA1-4阪神」(21日、横浜スタジアム)
3本塁打などで快勝の阪神は、先発のイーストン・ルーカスが5回1失点で来日初勝利を挙げた。工藤泰成が九回を無失点で抑え3セーブ目。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は、好投のルーカスに課題を挙げつつ終盤戦へ高評価。また、工藤に関しては絶賛した。
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ルーカスはカットボールや曲がりの大きなスライダーを使って、よく粘って投げたと思う。特に左打者には有効で相手も打ちにくそうだった。
一方で真っすぐはストライクの確率が低かった。高めにいくことが多く見逃されてしまった。球速は150キロ以上出ていたし、力のある球を投げていたので、ストライクゾーンにいけばファウルも取れるし、変化球ももっと生きてくる。長身で左というのは魅力。制球面が修正できれば、終盤戦に向けて戦力としてかなり期待できそうだ。
九回は工藤が締めた。岩崎、ドリスにそれほど安定感がないので、この形がベストだろう。スライダーに自信を持って投げているし、ピンチでは真っすぐで三振を取れるのが一番いいところ。1軍で投げ始めた頃はなかなかストライクが入らず苦労したが、試合で経験を積むことで、どこでリリースすればストライクが取れるのかが分かってきたのだろう。12球団を見渡しても、今、最も安定しているストッパーじゃないかな。
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