阪神・藤川監督 3連敗阻止へ円陣で異例のゲキ 攻めの采配七回にドリス投入→代打・伏見タイムリー「いい1週間になった」

 「広島1-8阪神」(16日、マツダスタジアム)

 大勝で6連戦を締めた阪神・藤川球児監督は、「いい1週間になった」とうなずいた。連敗を2で止め、4勝2敗で終了。真夏の長期ロードを戦う中で、しっかりと貯金を増やした。球団史上初のリーグ連覇に挑む1年。最下位・広島に連敗を喫し、指揮官が試合前から動いた。

 シートノック終わりだ。通常、選手たちで行う円陣の中心に立ち、身ぶり手ぶりを使って鼓舞。就任2年目にして初めての光景だった。シーズンも残り37試合。2位・巨人と激しい首位争いが続く中、異例の行動で勝利への執念を見せた。

 「素晴らしい形だと思いますね」。初回、佐藤輝の28号2ランで先制。4番のバットで空気を一変させると、直近2試合で9失点の先発・伊原も粘りの投球だ。藤川監督も「よかったと思いますね」と賛辞を贈った5回84球。七回には守護神・ドリスを送り出すなど、攻めの継投で広島打線を封じた。助っ人は言う。

 「僕はどこでも一緒だと思っている。あそこで流れは、どうしても渡したくないところだったので、よかったと思うよ」

 攻撃でも攻めの采配を見せた。1点リードの七回、3連打で1点を追加。続く元山が犠打を失敗すると捕手・伏見を代打で送る。起用的中の中前適時打で4点目。「それが野球」と、一丸での勝利にホッとした表情だ。「来週もいい1週間にできるようにチームとして全体をまとめて戦う」と指揮官。史上初の連覇へラストスパートをかける。

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