阪神 つないで奪った中盤4得点 前川&元山が殊勲適時打 藤川監督も称賛「大きいですね。素晴らしい一本」
「巨人1-9阪神」(11日、東京ドーム)
結果的には4本塁打、9得点の阪神大勝に終わった試合も、つないで奪った中盤の4得点が勝因だ。藤川監督も「大きいですね。素晴らしい一本でした」と称賛した前川右京外野手、元山飛優内野手の適時打。シーズンを占う首位攻防戦の第1ラウンド。殊勲の2人は塁上で感情を爆発させた。
1点リードで迎えた六回だ。佐藤輝、大山の連続四球で一、二塁とし、まずは前川だ。2-2から外角高めの149キロを強振。左翼フェンス直撃の二塁打で3点目を奪った。山崎には24年に6打数3安打と好相性。キラー健在で「追加点になって、勝ちに貢献できてよかったです」と、チームの勝利を喜んでいた。
続くは1死後、二、三塁で元山だ。フルカウントから7球目。藤川監督はエンドランを仕掛けた。三走・大山も「当たりゴー」のギャンブルスタート。結果的に打球は前進守備を敷いた中堅・松本の頭上を越えた。ベンチ、打者、走者…1点を奪うチームの執念が貴重な追加点に変わった。
「僕は常に一戦、一戦、人生を懸けているつもりなので気持ち自体は変わらない。ただ、チーム的には本当に大事な3連戦なので、初戦が取れて良かったです」と元山。ヤクルトからトレードで西武に移籍し、戦力外通告を受け阪神に加入した苦労人。崖っぷち男の執念が終盤戦で輝く。まだ1勝、まだ1ゲーム差。それでも総力戦の先勝でチームは上昇気流に乗る。
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