阪神・佐藤輝 首位攻防3連戦「全部勝つつもりで」得意巨人戦打率・379&デーゲーム・384 初戦大暴れ予感

 阪神は11日から敵地の東京ドームで、同率首位で並ぶ巨人との首位攻防戦に挑む。佐藤輝明内野手(27)は10日、「全部勝つつもりでやる」と意気込みを語った。今季は巨人戦で打率・379と圧倒的な強さを発揮している虎の主砲。優勝の行方を左右する、真夏の伝統の一戦で号砲を鳴らす。

 ともに100試合以上を消化し、55勝44敗(阪神は1分け、巨人は2分け)と、きれいに勝敗数が並んだ阪神と巨人。優勝へ向けて、一歩前に出るのはどちらのチームか。佐藤輝は3連戦の重要性を強調するように、口を開いた。

 「首位攻防戦なんでね。全部勝つつもりでやらないと。大事な試合なので、しっかり準備して頑張ります」

 伝統の一戦で強さを発揮している。今季の対巨人戦打率は・379。対戦チーム別で見ても、最も高い数字。3本塁打、12打点と得点も多くたたき出し、チームを勝利に導いてきた。

 一方で、意外にも東京ドームではここまで0本塁打。敵地でG党を黙らせるアーチは、まだ出ていない。ただ、7月の球宴では右翼バルコニー席へ特大の一発を放った。いいイメージも残しつつ「あんまり気にせずに、相手に向かっていきたいと思います」と、落ち着いた口調で語った。

 難敵を攻略し、勢いをつけたい。11日の初戦、巨人の先発は山崎。同学年で同じ兵庫県出身でもあるライバル。プロでの対戦成績は通算33打数6安打で打率・182、0本塁打と、苦しめられてきた相手だ。右腕とは今季初対戦となるが「いいピッチャーなんでね。チーム全員で頑張ります」と力を込めた。

 久々に得意のシチュエーションでゲームができる。最近は週末も屋外での試合が続き、デーゲームは6月28日の広島戦(マツダ)以来となる。今季デーゲームは打率・384で、ナイターに比べると約1割も高い。本人は「たまたま」と謙遜するが、大暴れの予感が漂っている。

 チームは毎年恒例のロード真っ最中。直近2カード連続で負け越しと、少し波に乗れていない状況だ。それでも東京ドームでは今季7勝2敗と好相性を誇っている。連覇へ向けて訪れた、一つのヤマ場。真夏の首位決戦で、頼れる主砲が宿敵を打ち砕く。

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