阪神・前川全開弾 超速1軍復帰あるぞ!復帰2戦目で5打数3安打1四球 実戦守備も解禁
「ファーム・西地区、阪神9-1広島」(1日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
それはまさに復活への号砲。鬼気迫る思いが乗り移ったかのようなアーチが突き刺さった。「右肩甲骨の骨折」で2軍調整中の阪神・前川が実戦復帰2試合目で豪快弾。無念の離脱から2週間あまり、1軍復帰への階段を超速で駆け上がっている。
三回の2打席目。広島・大瀬良の浮いたスライダーを逃さなかった。振り抜いた打球はあっという間に右中間の防球ネットに着弾。第1打席の中前打を超える快音に球場は大歓声に包まれた。
「1打席目のボールの見え方が良くなってきているので、全体としては良い」と手応え。第3打席は四球を選ぶと、代走が送られて3打席でお役御免となった。また、この日は「4番・左翼」で出場し、実戦復帰後初めて守備に就いた。
7月17日・広島戦(マツダ)で背中付近に受けた死球。今まさに、左翼の定位置を手中に収めようとする中での悲劇だった。しかし「けがしてしまった以上、頑張ろうっていう気持ちになっています」と決して屈しなかった。
同31日のファーム・広島戦(SGL)で実戦復帰後、2試合で5打数3安打1四球と怒濤(どとう)の勢いでHランプをともし続けている。2日の1軍・ヤクルト戦(神宮)の相手先発は右のウォルターズということもあり、超速昇格の可能性も高まってきた。
「気合でいくしかないんで頑張ります」。全ては1秒でも早くあの舞台へ戻るため。前川に立ち止まるつもりはない。
