阪神・坂本 4安打呼んだ巨人・勇人との深すぎ“サカモトーク”「ずっと聞きたいと思ってた」先輩からの助言

 「ヤクルト3-7阪神」(1日、神宮球場)

 阪神・坂本誠志郎捕手が六回1死一、三塁、今季3号となる3ラン。7月19日・広島戦(マツダ)以来の本塁打で突き放した。

  ◇  ◇

 自身2度目の球宴出場を無駄にはしなかった。第1戦の東京ドームで坂本誠志郎が向かったのは巨人の坂本勇人の下。普段はライバル球団の“サカモトーク”は深すぎる打撃談議だった。

 誠志郎は球宴後に「個人的に聞きたいことがあった」と明かしていた。その内容は左投手に対して、なぜゴロを打たないのか。「ずっと聞きたいと思ってた」。マスク越しに、崩されてもライナーやフライで対応される姿を何度も見てきた。

 「おまえに言ったら、配球に生かされそう」と勇人に警戒されたが、優しい先輩がヒントを与えてくれた。「ゴルフのドライバーみたいな感覚かな」と。その言葉がふに落ちたという。「低めでもうまく拾うやろ」と誠志郎。この助言を頭にたたき込んだ。

 球宴後の初スタメン。相手投手はくしくも左腕だった。貴重なアドバイスを速攻で吸収し、3ランを含む自身2度目の4安打。あの短時間で的確な言葉を送る勇人、それを実践する誠志郎。これが一線級で戦うプロの技だ。そして、この2人が優勝争いを熱くしてくれる予感が漂う。(デイリースポーツ阪神担当・今西大翔)

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