阪神・坂本 自己最多3号「粘り強く投げてくれた」伊藤将の今季初勝利アシスト千金3ラン&自身2度目の4安打

 「ヤクルト3-7阪神」(1日、神宮球場)

 雨上がりの神宮に虹のアーチを描いた。阪神・坂本が自己最多の今季3号3ラン。「すごい雨の中、たくさんのファンの皆さんが待ってくれた。何とかいい思いをさせてあげたかった」。打った瞬間、三走の佐藤輝も三塁で両手を上げるほど、確信の一発。2度の中断を含めて、4時間半を超える熱戦のヒーローになった。

 1点リードの六回1死一、三塁。相手先発・高橋の初球の真っすぐを振り抜いた。「将司の初勝利がかかっていたので、何とか追加点をという思いだけでした」。飛距離122・5メートルの豪快弾を左翼席へ運び、悠々とダイヤモンドを一周。序盤からの激しいシーソーゲームにけりをつけた。

 本塁打を打てば昨季から5連勝だが、それだけではない。二回無死では中前打。四回1死でも安打を記録し、昨年9月26日の中日戦(甲子園)以来の猛打賞とした。さらに、投手が代わっても勢いは止まらない。八回2死では荘司から左前打で24年9月18日の中日戦(バンテリン)以来、自身2度目の4安打。「自分でもビックリしてます」と暴れまくった。

 何度も口にしたのが伊藤将への思い。大雨の影響は投手の方が響いたはずだ。「粘り強く投げてくれた」と今季2度目のバッテリーで今季初勝利をアシスト。前回の勝利も一緒に組んだ昨年7月だった。マネジメント会社が同じで、特に気にかける存在。登板後に食事へ行くのもよくあることだ。

 返球の強さで怒っていることを伝えるなど、意思疎通もバッチリ。「頑張っている先発投手に勝ちがつくのが一番いいので」。常に自分の活躍よりも、投手の奮闘をたたえる。この日も伊藤将に勝ちがついたことを一番に喜んだ。

 難しい試合展開だからこそ、巧みなリードとキャプテンシーが光った。そして、お立ち台では虎党の心も奪う。「終わった時に一番上にいることが大事なので、一緒にみんなで行きましょう」。時刻は23時直前。雨にぬれた男たちは、胸を張って球場を後にした。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス