糸井嘉男氏 阪神・佐藤輝の決勝の逆転V2ランに「柳投手の初被弾は失投と言えない」 カード勝ち越しの阪神には「近本、セベリーノら連覇を目指す戦力が整ってきた」

 「中日1-3阪神」(16日、バンテリンドーム)

 中日の先発・柳は7回2失点の好投が報われず3敗目を喫した。六回まで無安打投球を展開。1-0の七回、先頭・森下に死球を与え、佐藤輝に逆転2ランを浴びた。

 デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は「柳投手は素晴らしい投球だった」と、緩急を駆使したベテラン右腕の投球をたたえた。現役時代も対戦経験があり、「やっぱりあの縦回転のボールがいいんでしょうね」と舌を巻く。佐藤輝が仕留めた1球について「甘いと言えば甘いのかもしれませんが失投とは言えない。初球にカウント球として、チェンジアップで取りにいったのでしょう。佐藤輝が一振りで仕留めたから失投と言われてしまう」と解説した。

 柳は佐藤輝と対戦62打席目で初アーチを被弾。結果的に痛恨の1球となり、阪神戦は13試合白星なしとなった。

 この3連戦は阪神の2勝1敗。昨季、阪神は同一リーグで唯一、中日に12勝13敗と負け越していたが、今季は12勝4敗のお得意様としている。糸井氏は「2勝1敗で勝ち越せたのは大きい。近本選手がケガから戻り、新外国人のセベリーノ選手も加わった。連覇を目指す中、戦力が整ってきた」と分析した。

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