阪神・佐藤輝V弾 2戦連発特大127メートル「修正しながら、いい打撃ができた」大山と今季2度目アベック

 「阪神3-0ヤクルト」(12日、甲子園球場)

 白球がなかなか落ちてこない。スタンドに入るのか、フェンス直撃か、それとも中堅に捕られるのか。打った瞬間のどよめきと一瞬の静寂の後、センターが打球を追うのを諦めた。阪神・佐藤輝明内野手は右手の人さし指を突き上げ、割れんばかりの歓声を浴びる。「いい打撃だったと思います」。先制の18号2ランで投手戦に終止符を打った。

 両軍無得点の七回1死一塁。六回まで1安打と苦しめられてきた吉村の146キロ高め直球を捉えた。2打席目は同様のボールで空振り三振。「修正しながら、最後はいい打撃ができた」とやられっぱなしでは終わらなかった。「絶対、伸びないでしょ」と浜風の影響をもろに受ける、バックスクリーン右への打球も失速せず。飛距離127・4メートルの特大弾を放り込んだ。

 今カードは守備のミスもあった。もちろん守りも大事だが、一番の魅力は打撃。「取り返すというか、やることをやるだけなんでね」。結局、カード勝ち越し。失策も忘れるほどの2試合連続本塁打で、帳消しどころか勝利に貢献した。

 「どんどん続けていきたい」と本拠地では11本目。そして各地では聖地を目指し、高校球児たちが汗を流している。母校の仁川学院も10日に2回戦を突破。「僕、超えられたじゃないですか」と夏1勝を喜んでいた。後輩たちは先輩の名に恥じないようにと兵庫県の頂点を狙っている。「そんなのは気にしなくていいので、自分たちのやりたい野球をやってほしいですね」。14日には9年ぶりの夏2勝に向け、宝塚東と戦う。「頑張ってほしいですね」とエールを送った。

 6月は18試合で2本塁打とアーチ量産態勢は小休止だったが、7月は9試合で2本目。「しっかりチャンスで打てるようにやっていきたい」。14日からは敵地での中日戦を皮切りに9連戦が始まる。前半戦の首位ターンへ、虎の4番が日本をもっと熱くする。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス