【西山秀二氏の眼】阪神投手陣は甲子園貯金へ「八回の男」確立を 新戦力の台頭期待
「阪神(雨天中止)中日」(1日、甲子園)
悪天候のため午後3時45分に試合中止が発表された。デイリースポーツ評論家・西山秀二氏は、阪神の今後に向けて「リリーフ陣の整備」が鍵を握ると指摘した。
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『八回の男』の確立が望まれる。今季甲子園のチーム勝敗成績は15勝15敗1分け。そして1点差ゲームは10勝13敗。優勝争いに向け重要なのは、投手力が大事とされる本拠地・甲子園で、どれだけ貯金を作っていけるか。僅差のゲームを勝ちきることも投手がカギだ。
ここ数年の傾向として、九回より八回に試合が動くことが多い印象を受けている。九回より八回が大事だとも思う。今季のチーム防御率は一時3点台後半を推移。石井の故障離脱なども影響されてのものだろう。
ただ、6月に入り、2年目・工藤らの頑張りから防御率は3・03まで改善。工藤も候補とすると同時に、八回を任せられるセットアッパー候補の『ニューフェース』が台頭してほしい。
候補としては、例えば新外国人左腕・セベリーノ。そして2日・中日戦でプロ初登板初先発する下村だ。彼の150キロ超の強いストレートはセットアッパーとしても魅力。先発の内容を見ると同時にリリーフの適性があるようなら試してみても面白いかもしれない。
シーズンは8、9月が勝負。この時期に強いチームが最終的にペナントレースを勝つケースが多い。現役時代にリリーフで実績を作ってきた藤川監督も適性を見極めながらの起用が続くだろう。勝負の終盤戦へ、どのようにリリーフ陣を整備していくか注目したい。
