【井川慶氏の眼】阪神・岩崎が八回に4失点 悔やまれるとすれば岩田に逆転打とされた初球 もったいない一球に 引きずるような結果ではない

 「阪神3-4ヤクルト」(23日、甲子園球場)

 阪神が今季15度目の逆転負けを喫して巨人に同率で首位に並ばれた。上位3チームが0・5ゲーム差の大混戦に。1-0の八回に3番手・岩崎優投手(35)が集中打を浴びて4失点。直後の八回に大山悠輔内野手(31)が右中間へ11号2ランを放ったが、あと1点が届かなかった。先発・才木は6回3安打無失点も1カ月ぶりの勝利となる6勝目はお預けに。デイリースポーツ評論家の井川慶氏は岩崎について「悔やまれるとすれば岩田に逆転打とされた初球」と指摘した。

  ◇  ◇

 勝ちパターンから逆転されたので痛い敗戦ではありますが、引きずるような結果ではないかなと思います。八回の岩崎投手は不運な打球もあっての4失点だったので。

 無死一塁からの増田選手には、2球で追い込み内角を狙った3球目を右前に運ばれましたが、詰まらせた打球が一、二塁間を抜けたもの。この3球目で内角を狙ったこと自体は間違っていないと思いますし、よりボールゾーンにいけばというのはありましたが、真ん中に甘くいったわけではなく内角には投げられていたので。うまく当てられたという結果でした。

 悔やまれるとすれば、1死満塁で岩田選手に逆転打とされた初球でしょうか。外角低めの要求に、外角の少し甘く浮いたところを打たれたもの。前の走者を歩かせていたので、初球はボールにしたくないという心理はあったかと思いますが、岩崎投手の制球力を考えると、もったいない一球になってしまったなと。

 その後の赤羽選手の2点打も、詰まらせた打球が前進守備の二塁頭上を越えたもの。岩崎投手の状態が悪いとは思わないですし、気持ちをしっかりと切り替えて、次に臨んでもらいたいです。

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