阪神・伊原 実戦復帰後初先発で5回0封 平田2軍監督「球のキレ良くなっている」
「ファーム・西地区、広島4-2阪神」(10日、由宇球場)
順調な回復を“二刀流”で示した。腰部の張りで2軍調整中の阪神・伊原陵人投手が実戦復帰後初先発。投げてはわずか66球で5回3安打無失点。打っては鮮やかな流し打ちでHランプをともした。
ピンチをピンチに感じさせなかった。二回、安打と味方の失策で無死一、二塁とされたが、左邪飛、投ゴロ併殺で鮮やかにピンチ脱出。四回は再び味方の失策が絡んで無死一、三塁を背負った。しかし、仲田を二飛、末包は内角低めに切れ込む変化球で空振り三振。ことを起こさせぬまま2死を奪うと、岸本も遊飛に仕留めた。
打席では大瀬良の145キロ直球を左前に運ぶなど投打に躍動。平田2軍監督も「あれだけ守備に足を引っ張られても落ち着いてね、球のキレも良くなっている」と褒めたたえた。
五回にはこの試合の最速タイとなる145キロ(球場表示)を記録。実戦復帰で3回無失点に封じた3日のファーム・ソフトバンク戦(SGL)後は「回を重ねてからの直球の出力」を課題に挙げていたが、しっかりと仕上げてきた。1軍の舞台に向けて、着実に歩みを進める。
