大谷翔平 規定投球回まであと1死届かず 七回2死から痛恨の2点二塁打 防御率は1点台へ悪化 7勝目の権利手に降板も消滅

ドジャース・大谷翔平(提供・共同通信社)
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 「パイレーツ-ドジャース」(10日、ピッツバーグ)

 ドジャースの大谷翔平投手が先発マウンドに上がり、初回のピンチを鮮やかに切り抜けた。7回途中4失点で、自身5連勝となる7勝目の権利を呼び込んだが、救援陣が逆転を許した。

 この日は正捕手のスミスが首の張りを訴えて欠場が続いており、ラッシングと今季初のバッテリーを組んだ。PNCパークではキャリア初登板となった中、先頭のホーウイッツに2球目のフォーシームで詰まらせた。だが打球は三塁後方にポトリ。いきなり先頭打者を出塁させると、続くロウにはストレートの四球で歩かせてしまった。

 いきなりのピンチでギアを上げ、レイノルズの3球目に100マイルを計測。5球目の内角100・2マイルで空振り三振に仕留めた。続くオハーンもアウトローの99マイルで空振り三振。2死にこぎつけると、最後はゴンザレスを99マイルで右飛にねじ伏せ、スコアボードにゼロをともした。

 二回は先頭を1球で左飛に打ち取ったが、続くキャリハンにはフルカウントから四球を与えた。マンガムは投ゴロに打ち取るも併殺を狙った二塁送球が大きくそれた。ベッツがうまく処理して一塁をアウトにし、最悪の事態は免れた大谷。2イニング連続で得点圏に走者を置いたが、トリオーロを内角スライダーで中飛に打ち取った。

 第2打席で12号弾がホームランキャッチで阻まれた直後の三回のマウンド。簡単に2死を奪ったが、レイノルズを死球で歩かせてしまった。それでもオハーンを右飛に打ち取り、序盤3イニングで毎回走者を出しながらも無失点に抑えた。

 味方打線が2点を先制した直後の四回、簡単に2死を奪った。だがメジャー2年目のキャリハンにフォーシームを完璧にとらえられた。打球は右翼席場外に消える飛距離130メートルの確信弾。5登板ぶりの被弾で1点差に迫られ、なおも2死二塁のピンチを背負ったが、この日最速となる101マイルを投じ、空振り三振で最少失点で切り抜けた。五回はこの試合初めての三者凡退に抑え、自身5連勝の権利を呼び込んだ。

 六回にウォードが満塁弾を放ち、一気に5点リードへと状況が変わった。直後のマウンドで先頭に右前打を浴びた直後、右手中指を気にするしぐさを見せた。これにラッシングが気づき、トレーナーがマウンドへ。前回登板でロバーツ監督が中指にマメのような水疱ができていると明かしていたが、続投。次打者を三ゴロ併殺打に仕留めたかに思われたが、チャレンジで一塁セーフへ判定が覆った。それでも続くロドリゲスを三ゴロ併殺打に打ち取り、クオリティースタートの基準となる6回を81球で投げきった。

 しかし七回、安打と四球で無死一、二塁のピンチを背負った。ここから連続三振を奪って2死までこぎつけたが、ロウに右翼線へ2点二塁打を浴びた。今季ワーストの3失点で防御率は1点台へ悪化。それでも自身5連勝&7勝目の権利を手にマウンドを降りたが、八回にリリーフ陣が一挙5失点で消滅した。

 大谷は試合前時点で10試合に先発し、6勝2敗、防御率0・74をマーク。5月13日のジャイアンツ戦から自身4連勝をマークしており、投打同時出場を果たした直近3ゲームではバットでも2戦連続の先頭打者アーチを放つなど、自らを援護していた。

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