阪神・佐藤輝 超速180・9キロ弾「いい感触」森下と並走キング14号 5月7発、見えた2カ月連続月間MVP
「ロッテ3-4阪神」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
これがMVP男の実力だ。幕張の風も、ベテラン右腕の技も、一振りで打ち砕く。阪神・佐藤輝明内野手が格の違いを見せつけた。「1打席目からいい準備をして打席に入ることができました」。初回に先制の14号ソロ。両軍5発の花火大会で豪快な幕開け弾を放った。
今季初先発の唐川にあっさりと2死にされた。ここで1打席目が巡ってくる。2球で追い込まれながら、タイミングを合わせて内角の速球にジャストミート。「いい感触ではありました」。打球速度180・9キロ、飛距離125・6メートルの特大弾は右翼の中段席に突き刺さった。
交流戦は開幕カードの日本ハム戦(甲子園)から2カード連続の一発。データも少なく、初見の相手も多い。そんな状況でも、いとも簡単にアーチを描いている。これで今季最長を更新する、12試合連続安打。自己最長の14試合連続も見えてきた。
マリンの強風とも戦った。ビジョンの風速表示は常に7~9メートルとなっていた。困難だったのは右翼の守備。「守備ですね、難しいのは。めちゃくちゃ伸びますね」。3度の飛球をグラブに収めたが、懸命に追いかけた。「普通のフライが伸びてくる。最初の方はちょっと難しかったです」。打つだけでなく、守りでも貢献した。
5月も残り1試合。この日まで月間成績は87打数32安打で打率・368、7本塁打、14打点としている。3、4月度の月間MVPに輝いたが、球団野手で2カ月連続のMVPはいない。「またしっかり明日、一日頑張りたいと思います」。数々の歴史を塗り替えてきた男が、5月の最後に千葉でさらなる衝撃を与える。
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