【井川慶氏の眼】阪神・木下 プロ初先発で素晴らしいボールだったが、気になった投げるテンポ 粘られたりボールが続いた時に乗り切れない

 「阪神2-4日本ハム」(28日、甲子園球場)

 阪神は今季初の3連敗で、甲子園では2年ぶりの同一カード3連敗となった。九回に佐藤輝明内野手がリーグトップの13号ソロを放つも、反撃及ばなかった。プロ先発の木下里都投手は最速159キロを記録したが、三回に田宮に逆転打を浴びるなど3失点で4回5安打3失点でプロ初黒星。デイリースポーツ評論家の井川慶氏は木下について「気になったのは、全体的に投げるテンポがゆっくりなところ」と指摘した。

  ◇  ◇

 プロ初先発の木下投手は素晴らしいボールを投げていましたし、非常にいい経験になったと思います。その中で個人的に気になったのは、全体的に投げるテンポがゆっくりなところでした。

 このテンポだと、ストライク先行でどんどんアウトを取れる時はいいんです。ただ、粘られたりボールが続いた時に、雰囲気も含めて重さが出て、良いボールを投げていても乗り切れなかったりします。例えば、最初はもう少し速いテンポで投げて、ランナーが出てからゆっくりするとか、そういった工夫をしてもいいかもしれません。もちろん、木下投手の中でも課題が見つかったと思うので、今後につなげてもらいたいですね。

 打線では、立石選手が3試合連続で無安打となりましたが、まだ1軍でデビューしたばかりの選手であり、誰でもそういう時はあるのかなと。ただ、今後対戦する相手は、今回の日本ハム3連戦の結果を踏まえた攻めをしてくるでしょう。その上で、立石選手がどう対応していくか。そこが、今後の成長につながっていくところかなと思います。

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