阪神 私は立石を完全復活させ過ぎた気がする 続く!?「今まで通り」【コラム 若虎界隈】
落語作家としての一面も持つ新人トラ番・藤丸紘生記者が、2軍まわりの“若虎界隈”を主観たっぷりに描くコラムの第5回。19日の1軍デビュー以降、大活躍が続くドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=。これまで担当してきた立石関連の記事を振り返った藤丸記者は、あるワードを何度も何度も多用していたことに気付くのだった。
先日、帰宅した私に母親が「立石くん、めっちゃ打つやん」と言ってきた。お母さん、それ今の阪神ファンの総意だと思うよ。鮮烈な活躍でファンの心をぐっとつかんだまま交流戦に突入するが、立石さん本人は「いつも通り、今まで通り」と言う。交流戦でも「今まで通り」活躍したら、どえらいことになるぞ…と少々困惑気味である。
そんなゴールデンルーキーのリハビリ期間中は、ファーム担当として記事を書く機会も多かった。調べてみると、1月から私が担当した立石さんの記事は、大きいものから小さいものまで計36本。「立石 2軍戦で満塁弾」という1面記事を書いたかと思えば、「立石 ピラティスで体ほぐす」という“何じゃそりゃ”の権化みたいな記事も書きましたよ。
改めて振り返ってみると、私は「完全復活」というワードをめっちゃめちゃ使い倒している。実に11回も使用。おそらく日本語史上初の表現だと思うが、「私は立石さんを完全復活させ過ぎている」のだ。
あと、9文字も稼げるからという小学生の作文みたいな理由で「ゴールデンルーキー」も多用。大変情けない。分からない人は放置するが、上方落語「高津の富」での「当たった」というセリフくらい連発している。
記者というのは、言葉を扱う職業ですからね。「完全復活」「ゴールデンルーキー」も安易に使うのはやめましょう。そう心に誓って、本日付の紙面でも立石さんの記事を書きました。
