3安打完封負けの阪神・平田2軍監督「子どもたちに教えられてどうすんねん」 試合後の野球教室で小さな球児たちの姿に刺激【一問一答】
「ファーム・西地区、阪神0-2広島」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は3安打完封負け。「こどもの日」にSGLに駆けつけた小さな虎党たちに勝利を届けることはできなかった。
先発のカーソン・ラグズデール投手(27)は来日最長の7回を投げて2失点の粘投。実戦復帰2試合目の元山飛優内野手(27)が復帰後初安打を記録し、守備でも好守を連発した。
試合後には、球団が今年から始動させた野球振興イベント「トライアルベースボール」を開催し、約150人の子どもたちに向けて選手たちが野球教室を開いた。
平田勝男2軍監督(66)の主な一問一答は、以下の通り。
◇ ◇
-先発・ラグズデールは7回を投げて2失点にまとめた。
「良かったね。フォアボール何個や、2個やな。すごく丁寧というかね。この前の新潟(4月28日・オイシックス戦)での反省を踏まえて、力を入れるところは入れて、バランスを考えて投げるというところを非常に感じた投球だったよ」
-7回は来日最長イニングだった。
「105(球)でしょ。まだちょっと余力はある感じだったけど、(今日の登板で)なんかつかんでくれりゃいいんだけどね。ただ、バントとか細かいところはまだまだやらなきゃいけないところだな」
-制球面で苦しまない投球術をつかんでくれれば。
「そう、元々球威はあるんでね。強弱じゃないけど、力の入れ具合とかね。今日は全くコントロール(を乱す)っていう感じは受けなかったもん」
-打線は3安打に封じられた。
「強いストレートへの仕掛けが遅い!今日は(広島の)斉藤優も島内も良かったけどね。これから150キロを投げる(投手)なんて、ざらに出てくるからね。やはり力負け、スイング負けしてたんじゃね、1軍には全然程遠いというところだよ」
-実戦復帰2試合目の元山がチーム初安打。守備でも好守を何度も見せた。
「攻守に素晴らしい。元気もあるしな、非常にハッスルしてくれてね、全部良い当たりやん、ショートの守備も十分。若い選手がもっとやらなきゃっていう気になるんじゃない?元山を見ていると」
-試合後には「トライアルベースボール」(子どもたちへの野球教室)を開催した。
「子どもたちね、楽しそうにしててね。これが野球の原点だよ。選手たちにも『その気持ちを思い出せ』って言いたくなるわ。昨日も言ったけど、たくさんのファンがね、この連休で見に来てくれて、元山だけじゃなくて、ハツラツとした元気のいい選手に出てきてほしい」
-野球の楽しさを子どもたちに伝えるプロジェクト。逆に選手側が刺激を受けている。
「そうだよ、子どもたちに教えられてどうすんねんって。子どもたちに一生懸命やっている姿を教わっとるわ。違うか?みんな『将来、プロ野球選手になりたい』と思ってやってるやん。君らもそうでしょ。違うの?将来、新聞記者になりたかったか?やっぱり子どもの時のね、そういう思いっていうのはね、やはりなんていうかな、いい目標になる。だから、もっともっと強いタイガース見せなきゃだめだよ」
