阪神・才木 今度は2回で6失点KO 指揮官苦言「ゲームの中で試してるようなところが出たらダメ」
「ヤクルト10-5阪神」(28日、神宮球場)
頭からタオルをかぶり、うつむきながら球場を後にした。阪神・才木浩人投手(27)は報道陣の問いかけに「そうですね」と2度、同調したのみ。9連戦初戦を託されたが、自己ワーストタイの2回6安打6失点(自責点5)でKOされた。
二回に歯車が狂った。先頭・赤羽の三ゴロを佐藤輝が悪送球。岩田の右前打で無死一、二塁とされた。続く古賀の打球は右中間への飛球。これを福島と森下が譲り合う形でポトリと落ち、中前適時打で先制点を失った。
なおも一、三塁から武岡、長岡、内山に適時打を浴びて一挙6失点と打ち込まれた。1イニング6失点はプロ入り初で、2回KOは18年10月8日・ヤクルト戦以来8年ぶり。その時も神宮球場だった。前回21日・DeNA戦に続き、2戦連続6失点も自身初。不名誉な記録だけが残った。
拙守に足を引っ張られたようにも映るが、藤川監督は「なんかこう、形を気にしてやってるように映りましたので。NPBの1軍舞台というのは、プロフェッショナルで勝負してもらわないと」と厳しい視線を向けた。
相手に挑む姿が影を潜め、メカニックの部分を重視していたように感じられた。だからこそ「ゲームの中で試してるようなところが出たらダメ」と叱咤(しった)した。
7日・ヤクルト戦ではセ・リーグタイ記録の16奪三振。同戦は昨年4月15日から6戦負けなし5連勝中だったが、ツバメ打線の“返り討ち”にあった。今季初黒星の悔しさを次戦への糧にする。
◆才木が自己ワーストの2戦連続6失点 才木の1試合6失点以上はプロ通算4度目で2試合連続は自己ワースト。過去3度の6失点以上は【1】2018年10月8日・ヤクルト戦=6失点(5自責)【2】2023年7月27日・巨人戦=7失点(3自責)【3】26年4月21日・DeNA戦=6失点(6自責)。また1イニング6失点は自身初。
◆昨季の5倍以上…セ界ワースト21被本塁打 阪神はこの日で今季25試合を消化。被本塁打数はセ・リーグワーストの21本となった。昨季25試合消化時点は4本だったため今季は5倍以上の本数を浴びていることに。なお直近5年の25試合時点の被本塁打は2022年=21(83)、23年=11(88)、24年=8(51)、25年=4(53)、26年=21(?)。()内数字はシーズン通算被本塁打数。
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