阪神・能登さんと仲良くなりたくて→話しかけて見つかった意外な共通点【コラム 若虎界隈】
落語作家としての一面も持つ新人トラ番・藤丸紘生記者が、2軍まわりの“若虎界隈”を主観たっぷりに描くコラムの第3回。新人選手担当を任されていながら、ドラフト5位・能登嵩都投手(24)=オイシックス=としゃべったことがないという体たらく。とりあえず仲良くなってみようと思い立ったが吉日。話しかけてみると、意外な共通点が見つかった。
記者は普段から選手と会話して秘話を集める。その選手がプロ初勝利や初安打など節目を迎えた際に「実はこういう秘話があるよ」と満を持して紙面に載せるためだ。ところが、2軍を主に任されている僕ときたら、能登さんの秘話、驚異の「0」。「何のための新人担当だ!これはいけませ~ん」という実況が聞こえてきそうだ。
だって、ちょっとイカツイじゃないですか。僕みたいなヒョロガリメガネの話、聞いてくれますかね…。そう思いながら話しかけると、意外としゃべってくれた。うれしい。しかも、何げない会話から意外な事実を知ったのだ。
「辛いものは全然食べられません」
完全なイメージだけど「ココイチの10辛なんて僕にとっては甘口です」とか言いそうと思っていた。でも、気持ち分かりますよ!能登さん。僕も辛いもの苦手なんです。カレーも甘口がおいしいですよね。
「実家では中辛でした」
いや、中辛食べてますやん、中辛は辛いですやん、辛いもの食べてますやん。なんか急にはしごを外されたんですけど。
「実家では中辛でした。僕以外は中辛がちょうどいいみたいで。でも、僕は甘口がいいので、卵を入れてマイルドにしてました」
あ、なるほど、そういうことでしたか。これは失礼しました。「胴乱の幸助」やら「松曳き」やら、落語では往々にして早とちりが騒動を巻き起こすけれど、「やっぱり早とちりはいけませんな」と反省していた時、もっと自戒すべきことに気付いた。野球の話、聞き忘れた…。
デスク各位
「能登さんは辛いものが苦手」という情報は仕入れました。あとは何とかしてください。
