阪神 藤川監督最速タイ100勝へ 森下7戦連続安打&佐藤輝好機演出マルチ!虎の主軸がメモリアル星届ける

 1回、死球を受ける森下(撮影・山口登)
 9回、中前打を放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 8回、二塁打を放ち、滑り込む森下(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2-2広島」(25日、甲子園球場)

 今季両リーグ最長となる4時間58分の戦いの末、阪神は今季初の引き分けとなったが、頼れる中軸は健在だった。森下翔太外野手(25)は初回に左手首付近に死球を受けながらも、八回に一時勝ち越しにつながる二塁打をマーク。佐藤輝明内野手(27)は終盤に2安打を放つなど奮闘した。3試合ぶりの白星は逃したが、26日こそ藤川監督に通算100勝を届ける。

 ドロー決着の瞬間、甲子園は大きなため息に包まれた。大熱戦で、勝ちきることはできなかった。ただ、負けたわけではない。中軸が勝利への執念を最後まで見せた。

 同点の八回、先頭の森下が、右翼線への二塁打を放った。「先頭だったのでよかったです」。二塁ベース上では手をたたき、声を上げて感情を表に出した。自身7試合連続安打となる一打でチャンスメークすると、無死一、二塁からは大山の中飛でタッチアップ。果敢に三塁を陥れ、その後、一時勝ち越しとなる小幡の押し出し四球につなげた。

 痛みにも負けなかった。初回、1死一塁の場面で、ターノックの速球が左手首付近を直撃。その場に倒れ込み、場内は騒然となった。それでもベンチ裏での治療を挟み、すぐにプレーに復帰。スタンドからは大きな拍手が送られた。試合後、死球については「大丈夫です」と一言。チームの中心として、ガッツを見せた。

 後輩の奮闘に、4番も黙っていない。同点の九回、2死一塁から佐藤輝が中前打を放ち、自身2試合ぶりのHランプをともす。さらに延長十二回には先頭で左前打を放ち、チャンスを演出した。この日は2四球も選び、4度の出塁。打率、打点に続いて、出塁率もリーグトップに躍り出た。勝利にはつながらなかったが「粘ってあそこ(引き分け)までいけたのはよかった」と振り返り「また明日頑張ります」と力を込めた。

 主軸2人の活躍もあったが、今季両リーグ最長となる4時間58分の死闘で、今季初の引き分け。開幕から土曜日の負けなしは継続となった。今週は3試合で計13時間近くを戦い、勝ち星はなし。引き揚げる選手たちの表情からも、疲れの色は見えた。それでも森下は「別に思うことはない。切り替えてやります」と視線を先に向けていた。

 3度足踏みをしたが、ここで決める。藤川監督のセ・リーグ史上最速での100勝達成とはならなかったが、26日に勝てば、巨人・原辰徳監督に並ぶ最速タイ記録になる。指揮官もキーマンに挙げる、虎の3、4番がチームをけん引し、今日こそメモリアル星をプレゼントする。

 ◆土曜日無敗は継続 阪神は今季の土曜日の5試合で4勝1分けと、まだ負けがない。またデーゲーム9試合で7勝1敗1分け。ナイターは7勝7敗の五分で、貯金6すべてを昼間に稼いでいる。

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