阪神・門別 同期入団・茨木に負けん!2軍戦で7回4安打無失点「もっと圧倒的な成績を残して1軍で投げたい」
「ファーム・西地区、オリックス0-2阪神」(9日、杉本商事バファローズスタジアム)
俺もいる。忘れるな。阪神・門別啓人投手が7回4安打無失点と好投。この日、1軍では同学年で同期入団の茨木がプロ初先発。ライバルに負けていられない左腕が、気迫のこもった投球を見せた。
渾身(こんしん)の1球でねじ伏せた。2点リードの六回、2死三塁のピンチで横山を直球で三振に仕留めた。「あそこは絶対に三振を取ろうと思ってたので、取れてよかった」。手応えのある1球にマウンド上で跳ねた。この試合は計3イニングで得点圏に走者を背負ったが、逃げずに自慢の真っすぐで押し切った。
平田2軍監督も評価した。「変化球でも打ち取れるかなってところで、あえてストレートを投げてた。力を上げようとしてるのがわかる」とうなずいた。左腕も「ああいう感じで投げていければいいのかなって思えた」と収穫を得た。
ライバルに負けていられない。くしくも同日に甲子園のマウンドに上がる、同期の茨木を真っ向から意識している。「もっと圧倒的な成績を残して1軍で投げたい」。次は自分の番だと誓った。
昨季はプロ初勝利を含む2勝をマーク。今季は飛躍が期待されたが、2月のキャンプ中に腰の張りを訴え離脱した。それでも3月に復帰を果たすと徐々に状態を上げ、ここ2試合12イニング連続無失点と好調だ。「まだまだ(上げて)いけると思う。もっとアピールしていきたいです」。登板機会に飢える男が、1軍の座を虎視眈々(たんたん)と狙っている。
