阪神・高橋遥人 中7日手応え6回1失点 初回に今季初失点も粘投「強いボールいっていた」

 「広島2-1阪神」(5日、マツダスタジアム)

 阪神・高橋は浮かない顔で広島を後にした。互いに今季の初登板で完封勝利した栗林との“完封男”対決。ロースコアの接戦を演じたが、立ち上がりは明暗が分かれた。

 「よーいドンで劣勢になってしまった。それも相手投手にちょっと余裕を持たせたと思う」

 悔やんだのは初回だ。先頭・大盛に初球スライダーを中前打とされると、その後の2死二塁から4番・佐々木に初球直球を捉えられ先制の中前適時打を献上。「しっかり投げきらなきゃいけなかった」と肩を落とした。

 それでも、二回以降は順調にゼロを並べた。六回には先頭・中村奨に四球を与えたところから1死一、三塁と危機に陥るも、ファビアンを二飛、坂倉を二ゴロに仕留め本塁は踏ませず。「先頭フォアボールは一番良くない。僕以外はどうにもできないことなんで。流れも断ち切っちゃうんで、一番良くない」と反省しきりだったが、粘りの投球で6回5安打1失点と役目を果たした。

 自身初の開幕ローテ入りを果たしたプロ9年目。故障歴もあるだけに、一度抹消することも考えられたが、中7日で無事に今季2度目の登板を終えた。「ボールも最後まで“生きてた”と思う。まだまだ強くならなきゃいけないですけど、強いボールもいっていたと思うので」と高橋。不安なく左腕を振る姿が、チームにとっての希望となる。

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