阪神・村上 最終リハ完了6回2失点 久々バッテリー坂本と変わらぬ相性「合っている」無四球&四回以降は完全投球
「オープン戦、オリックス2-6阪神」(20日、京セラドーム大阪)
淡々と目の前のやるべきことを遂行した。開幕まで1週間。安心感を与える93球で、阪神・村上頌樹投手が“最終リハーサル”をよどみなく完了させた。
「誠志郎さん(坂本)と組むのは久々やったので、いろいろ話し合いながら、こうやってみようかというのができた」
落ち着き払っていた。初回先頭の宗にいきなり右中間フェンス直撃の三塁打を浴び、1死から西川に先制の犠飛を献上。二回には味方失策も絡み、1死二、三塁から紅林に中犠飛を許して2点目を失った。それでも「点を取られたことはあまり気にしてない。しっかりコースに投げ切れているかというのを重視していたので、良い感じかなと思う」と泰然。自身のテーマと向き合い、傷口は最小限に抑えるところが2年連続の大役を射止めたゆえんだ。
WBCから帰還した“相棒”とは再会したばかりだが、息の合ったコンビネーションは健在だった。四回2死では新外国人・シーモアに対して3球カーブを続けカウントを整えるなど、昨季までも効果的に使ってきた遅球で翻弄(ほんろう)。五回は先頭の紅林に対する3球目に60キロのスローボールを投じ、球場をどよめかせた。「自分も投げたいところに、そのサインが出るので、合っているかなと思う」と改めて抜群の相性を実感。坂本も「特に変わらず投げてくれたんで、大丈夫じゃないかなと思う」とうなずいた。
四回以降は完璧に猛牛打線を封じ、終わってみれば6回3安打2失点(自責1)、6三振で当然のようにクオリティースタート(先発で6回以上自責点3以下)&無四球。藤川監督も「リズムも良くなってきたし、良いバッテリーの連係は取れているのかなというふうに見えた」と合格点を与えた。「1週間しっかり調整して東京ドームに乗り込んでいけるように」と右腕。“快幕”を導く準備は整った。
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