阪神・ドラ3岡城 甲子園初安打 悔やむ守備ミス「すごく反省して次に」

 「オープン戦、阪神2-3巨人」(8日、甲子園球場)

 ルーキー最速の甲子園“初安打”より、試合後は守備ミスを悔やんでいた。阪神のドラフト3位・岡城(筑波大)が伝統の一戦で手にした収穫と、課題。超満員となった4万1888人の前で、プロ野球選手として踏み出した第一歩。惜敗の一戦を終えた藤川監督は「今日のようなゲームはありがたいです」とうなずいた。

 岡城は六回の守備から近本に代わって中堅に入った。ポイントになったのは八回無死一、二塁。ダルベックの飛球が後方を襲った。背走してフェンス前で捕球すると、二走・佐々木が三塁へスタート。カットに入った遊撃・小幡への返球が浮き、ボールが三塁に転々とする。この間に一走・泉口の二塁進塁を許した。

 「一つのミスが得点につながる。すごく反省して、次に取り組んでいきたい」。1点差。二、三塁になったことで前進守備を敷き、キャベッジの二ゴロで1点を失った。指揮官はチームとして課題を共有できるミスを「ありがたいプレー」と表現。その上で「人の経験を自分のことのように考えられる選手は、成長スピードが速いでしょう」とメッセージを送った。

 収穫もある。八回1死で打席に立ちドラフト2位・田和(早大)とのルーキー対決。初球の148キロを右前に運んだ。指揮官も「素晴らしいヒットも出た」と評価。ルーキー最速の聖地安打に、岡城も手応えを語る。「しっかり初球から振り切れたのはよかった」。伝統の一戦で見えた課題と、確かな収穫。全ての経験を成長に糧にする。

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