阪神・岩崎 今キャンプ初ライブBPで打者6人に完全投球 藤川監督も全幅信頼「いいキャンプになったのでは」
「阪神春季キャンプ」(24日、宜野座)
阪神・岩崎優投手(34)が24日、今キャンプ初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、貫禄の投球を見せつけた。谷端、嶋村と3度ずつ対戦して24球。安打性の打球はなく、上々の内容を披露した。キャンプは具志川組で迎え、17日から宜野座組に合流。精力的に汗を流し、一歩ずつ段階を踏んできた。守護神が着々と戦闘態勢を整えていく。
夏を思わせる日差しに照らされながら、宜野座のマウンドに“大トリ”が登場した。丁寧に腕を振りながらも、リリース時の力強さは抜群。岩崎が今キャンプ初めて打者と対戦し、さすがの投球を示した。「思ったよりは投げられたかな、ぐらいです」と淡々と振り返るも、ここまでの充実ぶりを象徴するような内容となった。
谷端、嶋村と3度ずつ顔を合わせ、沈み込むフォームから左腕をしならせた。安打性の打球は0本。直球で差し込んでファウル、鋭く曲がる変化球で空振りを奪うなど、強振させる場面はほぼなかった。全24球のうち15球がストライク。仕上がりの良さが際立った。
ライブBPのテーマを問われると「バッターを立たせて(の)感覚です」と語り「試合というか、ちょっとそんなこともイメージしながらやってました」と実戦も想定していた。
その一端が変化球。カットボールやスライダー、チェンジアップなどメインになる球種を一通り確認した。「ストレートは何となく自分で手応えが分かるものもありますが、変化球はバッターが立ってみないと(分からない)ところもあるので」。実戦形式の練習を活用して、持ち球の現状把握に努めた。
今キャンプは具志川組でスタート。自身のペースで調整を続け、17日に宜野座組に合流。走り込みやブルペン投球など、豊富な経験に基づいて精力的に研さんを積んできた。藤川監督は「いいキャンプになったんじゃないですかね。あと1日ですけど、順調に送れたキャンプだったんじゃないかなと見えましたね。ボールを見てもね」と全幅の信頼を寄せた。
昨年同様、初実戦は3月の見込み。「このまま向こう(関西)に戻ってからもケガなく、自分の調整でいけたらなと思います」と岩崎。静かな口調からは、かえって自信がうかがえる。13年目の今季。守護神の視界をさえぎるものは何もない。
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