阪神・石井大智 アキレス腱断裂だった 今季絶望の可能性浮上「長いリハビリ、最善尽くす」縫合術終え退院

 阪神は21日、石井大智投手(28)が大阪府内の病院で「左アキレス腱断裂縫合術」を終え、20日に退院したことを発表した。11日の紅白戦で本塁へカバーに入った際に負傷。当時は損傷と発表されていたが、新たに断裂だったことが分かった。一般的には復帰へ約6カ月の時間を要する。今季絶望の可能性も浮上しており、チームにとって大きな痛手となることは避けられない。

 阪神にとって大きな痛手を負うことになる。球団を通じて石井は「長いリハビリになりますが、最善を尽くし、満員の甲子園球場で良いパフォーマンスを出せるように努力していきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」とコメントした。

 想像以上の深手を負っていた。11日の紅白戦で無死一、二塁から前川に右前打を浴び、本塁のカバーへ入った際に突然座り込み、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。当時の球団発表は「アキレス腱の損傷」。ただ今回の発表で断裂であることが分かった。

 一般的にはスポーツの復帰まで術後約6カ月の期間を要する重傷だ。日本代表としての出場が決まっていたWBCの辞退のみならず、レギュラーシーズン中の復帰も困難な状況となった。

 昨季は世界記録かつNPB記録の50試合連続無失点を達成した石井の代役の台頭が求められる。石黒や工藤らの名前も挙がるが、ブルペンに大きな負担がのしかかることは避けられない。

 突然の悲劇に、虎党もチームメートも悲しみに暮れた。「侍ジャパンのWBC連覇、阪神タイガースのリーグ優勝、そして皆さまの健康を心から願っています」と石井。過酷なリハビリが待ち受けるが、多くの困難を乗り越えてきた右腕ならこの壁を乗り越えられると誰もが信じている。

 ◆アキレス腱断裂からの復帰 門田博光(南海)79年2月キャンプ中に右アキレス腱断裂。同年9月に代打で復帰。「ホームランなら走らずに済む」と切り替え、キングを3度。

 山本和行(阪神)85年9月4日中日戦の試合前に左アキレス腱を断裂。戦列に戻ったのは翌86年で、11勝15セーブを挙げた。

 遠藤一彦(大洋)87年10月3日巨人戦走塁中に右アキレス腱を断裂。翌88年に復帰後、90年に21セーブでカムバック賞。

 前田智徳(広島)95年5月23日ヤクルト戦での走塁時に右アキレス腱を断裂。翌96年に復帰し124安打19本塁打と復活。通算2119安打。

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