阪神・ドラ1立石 惚れた大山スタイル 朝7時から練習「かっこよかった」偉大な先輩の背中追う 新人合同自主トレ開始
「阪神新人合同自主トレ」(7日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)=創価大=が7日、兵庫県尼崎市のファーム施設「日鉄鋼板SGLスタジアム」で、新人合同自主トレをスタートさせた。練習前には早朝から精力的に動く大山の姿を目にし、刺激を受けた。野球に真摯(しんし)に向き合う姿勢を学び、大きな背中を追いかけていく。
冷たい空気に包まれ、吐息も白い午前8時半。練習に向かう立石は、ウオーキングをする大山と遭遇した。あいさつに近寄ると、すでに汗だく。シーズンオフにもかかわらず、同7時ごろから動いているという情報を耳にして感銘を受けた。
「かっこよかったです。日本一を逃して、満足されていないんだと。そういう姿勢は本当に大切だと思います」
野球に取り組む姿勢は立石自身も大切にしてきたこと。だからこそ、ひたむきに汗を流す先輩の姿がまぶしかった。あいさつの際には「よろしくね」と言葉をかけられ「包み込まれるような笑顔で、すごく優しい感じで声をかけてくれました」と、うれしそうに振り返った。
アマチュア時代、朝練は欠かさず行ってきた。環境の変化で難しい部分も出てくるが、「やるべきことを貫く姿勢が大事になってくる」と語気を強めた。移動も多いプロの世界。その中で自分の時間をしっかり確保し、レベルアップにつなげていく考えだ。
練習冒頭には、藤川監督から「まずは素直にやる。愚痴はいっさい聞かない」などと訓示を受けた。大学で主将も経験してきた男は「自分にベクトルを向けられていないと、あまり伸びた選手を見たことがないので、その通りだと思う」と指揮官の言葉を受け止めた。
新人合同自主トレ初日、無料開放されたスタンドには約800人。球場外にも多くのファンが詰めかけた。立石はタイガースカラーの黄色いウエアで登場。「(同期の)能登さんとかぶっちゃったけど、いいアピールになった」と笑顔。キャッチボールやランニングで初練習を終え「充実していましたし、いろんな人が声をかけてくださったので、とてもうれしかった」と汗を拭った。
先輩や首脳陣ともコミュニケーションを取り、濃い1日を送った立石。浮足立つことなく、落ち着いてプロでのスタートを切った。
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